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Writer's picture佐々百合子

WheeLog!まち歩きin男鹿

Updated: Oct 13, 2023

2023年9月17日、今年4月にオープンした地域交流スペース&ワークスペース「てのは男鹿」を拠点として、車イスを使ったまち歩きを開催しました。

この企画は、スマートフォンアプリWheeLog!を用いて、健常者と車椅子ユーザーである障害者がまち歩きをすることで、街のバリアやバリアフリーを学ぶ体験型のワークショップです。


日常を車椅子で移動する車椅子ユーザーと健常者が一緒のグループになって、実際の歩道の凸凹や施設の出入り口の段差などを体感し、心のバリアフリー・SDGs・ダイバーシティを学ぶことに繋がります。


当日は晴天に恵まれ、暑い中でのまち歩きでした。

スタート前には、WheeLog!アプリの操作説明と、車椅子を使う際の注意点について簡単に説明がありました。


その後、運営側スタッフ6名、車いすユーザー4名にそれぞれの介助者1~2名、小学生5名とその保護者の総勢24名のメンバーが4つのグループに分かれて出発しました。

注: 一つのグループは出発が早くて、出発写真が追い付きませんでした💦


 各グループは男鹿に合わせて作成した9つのミッションのコンプリートを目指して出発し、最初は車いすに乗るのを遠慮していた子どもたちも、少し慣れてくると車いすに乗りたがるようになり、まち歩きを楽しみました。

 10時半に出発し途中でお昼を済ませて、TENOHA男鹿に戻ってきたグループから9つのミッションの達成状況やまち歩きをして感じたことなどを模造紙にまとめて貰いました。


各グループの発表では、マンホールや歩道の段差が思った以上に危険、ガタガタする歩道や雑草も移動を阻んでいる、多目的トイレ内は広くても入り口は狭かったり、車いすの大きさによっては回転することができないなどの気づきが共有されました。また、横断歩道を渡ろうとすると車やバイクが止まって渡り切るまで待っていてくれたり、段差のある飲食店への入店時にお店の人や他の来店客が手伝ってくれたりと、心のバリアフリーを感じたことも発表されました。

車いすユーザーと健常者とが一緒のグループでまち歩きを楽しみながら、色々な経験と学びを深めた一日でした。


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